[ワシントン 26日 ロイター] - 米コンファレンス・ボード(CB)が発表した9月の消費者信頼感指数は119.8と、前月の120.4から低下し、市場予想の120.0を下回った。

ハリケーン「ハービー」と「イルマ」が直撃したテキサス、フロリダ両州で信頼感が「著しく悪化」するなど、ハリケーンの影響が第3・四半期の米経済成長の足かせになるとの見方を支える内容となった。

ただ、消費者信頼感の水準は比較的高く、住宅価格もしっかりした伸びが継続していることから、経済は依然底堅く推移すると予想される。

ある市場関係者は「ハリケーンの影響で消費動向は今後数カ月間、地域によってムラが出てくるだろうが、個人消費は来年も経済成長の主要なけん引役になると予想される」と述べた。

雇用関連指数では、職が「十分」との回答は32.6%と、前月の34.4%から低下した。

一方、就職が「困難」との回答は18.1%と18.4%から改善。また、所得が増えるとの回答も19.9%から20.5%に小幅増加した。所得減を見込む向きは横ばいの8.3%だった。

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