リーバイス＆グーグルの“スマートジャケット”が販売へ 本格的なスマートウエア時代の到来なるか
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ウェアラブル端末の１つとして注目されてきた「服」ですが、グーグルとリーバイスというリーディングカンパニー同士のコラボアイテムがついに発売！！アメリカのセレクトショップ3店舗での発売のみというのはブランディングなのか、供給がまだ安定していないのか…でも、350ドルという手の届きそうな値段設定も含め、ちょっと触ってみたいですね。記事にもありますが、2年前のプロジェクト発表時は日本の生地メーカーやプロフェッショナル達がどっぷり関わっていたのですが、量産は日本以外と…ちゃんとIPとか取れてたら良いけど。
<追記>
こちらのギズモードの記事にプロモ動画が。袖口だけが特殊な生地なのかな…とにかく触ってみたい。翌週にはLevi'sのオンラインストアでも買えるようになるみたい！！
https://www.gizmodo.jp/2017/09/jacquard-levis-google-launch.htmlJacquardの名前で知られていたGoogleのウェアラブルコンピューティング機能が組み込まれたジャケットがついに発売。どんな反響になるのかが楽しみ。メインのユースケースが自転車に乗っている最中でのミュージックプレーヤーの操作やルート案内なのだが、日本では自転車に乗りながらのイヤホン使用は禁止されているので、日本で展開するには何か別のユースケースが欲しい。時計を袖から出し操作することさえ厳しい状況下とはどんな時だろう。
販売に至るまでいくつもの日本企業が協力しているそうですが、その1つが八王子にある澤井織物さんです。澤井織物さんは100年以上、絹織物を伝承している工房です。澤井織物さんが協力したのは導電性のある糸の強度を高めることです。日本の伝統の”組紐”の技術を応用した技術で導電性のある糸の周りを細い糸で編み込むことでそれを可能にしています。
他の記事でもそうですが、残念なのは日本企業としか名前が出ないことですね。ウェアラブルを可能にしたのは可能にできる企業があったからこそだと思うのでもっとスポットが当たってほしい。以前、プロジェクトリーダーがなぜ日本を選んだかをインタビューしてましたが、「イタリアやアメリカでも進めていたが単色にしかできず、そして醜く高すぎた。日本は多色が可能で美しい。」と語っていたのが印象に残ってます。
