不安が「伝染」するメカニズム。市場混乱の構造
2017/9/18
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心はみんなつながっているし信念は創造されるので、個々の不安が一体化して大きくなると後に集団ヒステリーやショックと呼ばれます。
欲や楽観も同様に一体化し大きくなると後にバブルと呼ばれます。どちらもリアリティーがあり飲み込まれても仕方ありませんが、そんな幻想の中で自分を保てるのはとても強い人です。
不安が伝染し社会と市場を覆い包んだ時というのは後に振り返ると絶好の買い時であったということになりますが、その時点で冷静に判断して動くというのは難しいものですね。
「人の行く裏に道あり花の山」、「友なき方へ行くべし」、「相場師は孤独を愛す」、「人が売るときに買い、人が買うときには売れ」等々、洋の東西を問わず集団心理の逆を突くことを示唆する相場格言は多いですが、これは古くからわかってはいてもなかなか実践することができなかったことであるが故にその戒めとして言が積み重ねられていったことの表れなのだろうと改めて考えさせられました。
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