東大至上主義を批判する一方で、東大合格者減少を揶揄する世の中の矛盾
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東大の合格者数は進学校や受験産業にとって重要なセールスポイント。
大幅に伸ばしてサンデー毎日の見出しにでると相当な効果がある。
少子化で私立の中学、高校、塾、予備校は募集環境が厳しくなっていて、有名校でも以前の学力レベルの生徒の確保は厳しくなっている。
そうなってくると少しでも東大合格者数を伸ばすことが、志願者の獲得に繋がるのが現実。だから親がどう考えようが、そのレベルに達した子供は学校で東大受験に自動的に流されていく。
東大合格者No1の高校は誰でも知ってるが、それに匹敵する難易度の一橋とか東工大、京大の合格者のNo1の高校って意外に誰も知らない。
少子化がさらに加速していくこれからは、理想とは裏腹にますますのそ傾向は強くなっていくと思う。何がなんでも東大という生徒が少ない背景には、何がなんでも医学部という生徒が増えていることもあるでしょう。私が受験生だった四半世紀以上前に比べて、明らかに理三以外の東大の難易度が下がる一方で、医学部の難易度が上がってますから。
「何が何でも東大なんて教育はダメだ」「東大なんて入ったってしょうがない」という批判がある一方で、東大合格者数が減った学校を揶揄するような風潮もあります。矛盾です。東大なんてといいながら、東大に縛られる。今の日本の教育を規定する「東大の呪縛」について。