【新・高濱×ムーギー】「食える大人」に育つ幼少期の3つの体験

2017/9/18
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第104回は、ベストセラー『一流の育て方』の共著者で、多彩なグローバルキャリアを持つムーギー・キム氏と、子どもたちを将来「魅力的な人、メシが食える大人」に育てることを理念に掲げる「花まる学習会」の高濱正伸代表が登場。
わが子を偏差値エリートではなく、「生き抜く力」を持つ大人に育てる方法論について対談する。
AI時代における子育ては、「他人と温かく親密な信頼関係を築く力を持つ子どもに育てることが重要なテーマになる」と、ムーギー氏は語る。
そのためには、「親に愛情をもって受け入れられた原体験が子どもの成長にとって何よりも大切で、とくに母親との関係が重要だ」と、高濱氏は語る。
また、普段、子育ての蚊帳の外に置かれがちな父親も、「たとえイクメンにはなれなくても、父親だからこそできることがある」と、高濱氏。
対談では、先の見えない時代を生き抜くための自立心、実現力、突破力のある大人に育てる方法論から、日本の公教育の問題点、教育改革のあり方まで切り込む。
果たして、AI時代に食える大人になるために必要な幼少期の体験とは何か。そして、母親、父親がすべきこととは何か──。