2020年に必要な能力1位は「コミュ力」 母親の6割超が回答 「教育改革」を知らない人は過半数に上る
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コミュニケーション力の本質をしっかり把握したい。
子供が将来活躍するために必要な能力として「コミュニケーション力」が何より重要。その理由がグローバル化が進むからとのこと。
「コミュニケーション力」が「創造力・イノベーション力」や「物事を柔軟に捉える力」を大きく上回ったことも注目されている。
ここで注意したいのは、短絡的に考え、英語力などスキルだけに目を奪われないこと。創造力や柔軟性があってこそ、自分の考えや意見をしっかり持つことができる。つまり伝えたいことを持つことができる。
表面的なスキルだけを身に付けても、中身のない発言しかできないようでは、グルーバル人材にはなれない。保護者の方には理解していただきたいことですね。子育て雑誌などを見ると、もうコミュ力ばかりだから、はやりみたいなものでしょう。私もインタビューされれば、そこは大切と言ってます。
最近の講演などでは、ものすごいツノというか得意技があれば、一般的なコミュニケーション力が不足していても、社会で成立する道はあることはある。例えば目を合わせて話せない天才プログラマーや、鼻毛が剣山のように飛び出ている天才数学者を見てきました。その道は無いではない。
しかし、一般的にはコミュニケーション力勝負になることは、社会人ならばみんな実感しているでしょうし、AI時代にいよいよその重みが増すことは間違いない。
問題は、具体的な育成方法でしょう。うちでは、人間力育成をメインの目的にしたサマースクールやキャンプ・釣り・雪国スクールなどを、ほぼ一年中やっていて、それは原則「異学年編成」で「友だち申し込み無し」です。色んなレベルの障がいの子も一緒に班に入ったりします。
違和感や緊張からスタートして、寝泊りを共にする中で、何度も「また仲良くなれた」という経験を積み重ねることが、力になると考えています。
問題は、どう具体的に育てるか。恐らくこの調査は、記入式ではなくて選択式ですよね。であれば、最も無難なコミュ力に票が集まるのは想像がつきそうです。結局、こういった調査って選択肢に左右される部分も大きいような気がします。