MicrosoftのコルタナとAmazon Alexa、年内にも相互連携。コルタナさんでオムツ注文が可能に
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中途半端な連携に思える。利用者はそれぞれの得意分野など理解する必要はない。ホテルのコンシェルジュに、コルタナさんとアレクサさんがいたとして、利用内容に応じて、依頼する人を使い分けたりするだろうか。お互いの良いところを補完してということなのかもしれないが、ユーザー体験に寄り添ったものには思えない。
と、ここまで書いて思ったが、もしかしたら、将来の機械が人間をサポートする世界はこのようなものなのかもしれない。利用者がそれぞれのサービス特性を理解して使い分ける。今でも、GoogleとAmazonとFacebook、Instagramは検索内容によって使い分けている人も多い。検索だけでなく、アシスタント機能も同じになるのか。片方をメインで使っているユーザーが、そのまま使いなれた方で両方にアクセスできるようになるというイメージ。
コルタナさんは仲良いけどアレクサさんとは少し距離感があって、という場合にコルタナさんに頼んでアレクサにお願いしてもらう、という感じ。にしてもこんな例えにしていくと本当に人格をもっているような錯覚におちいる。これは良いですね。PCがディスプレイ付きのスマートスピーカーとして機能するようになっていくでしょう。デバイスの境目は益々なくなり、意識することなくサービスにアクセスできるようになる。空気のようにパーソナルコンピューティングが提供される時代の幕開けですね。