紅茶専門店のビジネス失敗でも、スタバが勝ち残る理由
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注目のコメント
以前コメント(末尾)したことがあるスタバの紅茶事業についてです。前回は、『スタバのお茶専門店「ティバーナ」、米で全店閉鎖へ』というニュースを受けて、「本当にダメだったのでしょうか。私は、これが絶対「うまくイク」と確信していました」と答えています。それが本稿によると、紅茶379店舗すべてを閉鎖したのは、今後にも勝算があってのことだとされています。客足が減っているショッピングモールでの立地戦略を止めるだけのことで、その実、スタバ店舗での商品としては見事なヒット商品なのだそうです。しかも中国では買収を基軸にして、お茶店舗を爆発的に増やすとか。少しホッとしました(笑)。
https://newspicks.com/news/2397707?ref=user_116327
さて本稿でのテーマですが、大胆な出店と大胆な撤退。そのメリハリをもった事業運営ができるスタバは、確かにすごいですね。今の人気ぶりを考えると、まだ店舗を増やしても大丈夫だと思います。中国で5000店という将来の数字は、日本の1000店を考えた時、必ずしも多すぎません。たとえば、香港をひとつの都市と見ると、あそこだけで150店舗くらいです。その他、上海、北京、深セン、天津、広州、武漢、瀋陽、重慶、南京、西安、長沙、成都、杭州などの同等以上の都市を合わせるだけで、2500店舗に達してもいいはずです。その他百万都市も100以上あるため、「店舗が増えすぎると、ブランドの「プレミアム感」がなくなる」という心配は杞憂です。アメリカのスタバのように、若干空いているくらいが、サードプレイスとしての意味をもつのだと思います。商品幅が広がりすぎるとオペレーションも煩雑になり、かつ専門性が落ちますが、既存顧客に新規商品を付加する。これが最もハードル低く展開出来ますよね。ただ、この新商品で客層幅が本当に広がったのか?は気をつけたいところです。
たしかにスタバのプレミア感ってなくなってきましたよね。
特に東京ではそれが顕著になってきています。これも増え過ぎた要因でしょうね。
最近だとFUGLEN TOKYOや猿田彦珈琲はプレミア感がありますね。
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