核なき世界を望むなら、日本は核兵器禁止条約に参加してはいけない

コメント

注目のコメント

• 佐藤 慶一

  編集者

  ・2017年08月21日

  ＂核兵器禁止条約が、核軍縮ではなく核廃絶という、国際社会に新たな規範を持ち込み、他の諸条約との相互補完性のもとで目的を実現する意義は大きい。重要なのは、この条約に国際社会を導く力があるか、という点である＂
• Tanaka Keisuke

  少し前の記事だが、納得性が高く、核兵器禁止条約に参加しないことの意味が理解できた。
  
  核兵器禁止条約の持っている法的な抜け穴が、核兵器保有国と軍事同盟を締結している非保有国にとって極めて強い自己矛盾を導き、条約に参加しない保有国の核戦力維持に逆にお墨付きを与えるものであることを分かりやすく説明している。確かにこれを回避するためには、直ちに日米安保条約を破棄するか、核兵器禁止条約に参加しないという選択肢しかないだろう。
  
  私自身も核兵器禁止条約への日本の不参加に感情的に納得できない意識を持っていたが、その考えは改める必要がありそうだ。
• Satoshi Yoshino

  北朝鮮からの核攻撃が大きな脅威となりつつある。
  このような国際情勢の中で、世界唯一の被爆国である日本の果たすべき役割が「何」であるのかを真剣に議論するべき時期に至っていると考えている。
  「核攻撃の悲惨さ」を再認識し啓蒙する事は当然として、日本政府としてエモーショナルな対応だけでなく、将来に向けたビジョン作りに対する議論をするべきと思っている。