決済ブームによる競争!「キャッシュレス社会」は実現なるか?
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注目のコメント
suicaは交換手段としてはなかなか良いですが、中国の電子マネーとは次元が別です。
中国の電子マネーの代表であるAlipayは交換手段だけでなく、価値貯蔵手段としても使われています。Alipayの中のお金は自動的にmoney market fundに加入し、利息を生み出すのです。また、他のファンドも簡単に購入できるので、もはや銀行口座のように中国人の富の一部分になりました。だから中国人はみんなalipayによる支払いを受け入れます。B2C,B2B,C2Cにおいてはほぼ万能なんです。
それに比べると、専用機器を必須とするsuicaはあくまでも「それなりに便利な」支払い手段でしかありません。「電子貨幣」ではありません。前に何かで読みましたが、日本は紙幣の信用度(偽札でない)が高いので面倒な電子マネーなんて使う必要がない。だから日本では当面、電子マネーは普及しない。
逆に海外の一部では高額紙幣を使おうとすると偽札じゃないかと疑われるそうです。こういうところは電子マネーの方が信用度が高い。だから急速に普及する。
これが一番腹落ちしました。
だから日本で電子マネーは、リテラシーの高い人と、私のように持ち物を究極まで減らしたいとかいう極限られた人たちのためのものでしかないのかな。
現状は、いざという時のために現金も持ち歩かねばならず、個人的に超不満です。