高城剛氏が語る「最先端医療の衝撃」
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注目のコメント
高濃度ビタミンC療法は進行がんに対して効果のないことが30年前のランダム化比較試験で示されています。
効果がない、というエビデンスがあります。
これは、"効果がある、というエビデンスがない"のとは異なります。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJM198501173120301
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJM197909273011303
個人的に、この治療を進行がんの患者さんに提示するのは、犯罪的だと思います。
早期がんに対してどうか、については私に知識がありません。
がんの放射線治療という、個別の臨床試験に営利企業のスポンサーのつくことのない領域で臨床研究をする身からすると、スポンサーの有無がそれほど研究者の意欲に影響するとは思えません。
有望な治療が存在すれば、医師は、制止されたとしても、臨床試験を組むと思います。
人によっては会議にも自費で参加して研究しています。
個人的な経済的利益はなく、むしろ損することも多いのになぜ研究するかというと、医師という人種はそのようなものなんだ、としか言えない気がします。
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