[特報]ローソンが新銀行の勘定系に三菱UFJの共同システム導入へ
ITpro
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先日、Oracle製のソフト「Flexcube」を導入との報道がありましたが、一転して、地銀で実績のある三菱UFJの共同システム「CHANCE」に決まったとのこと。
Flexcubeは世界的に販売実績の豊富なパッケージではありますが、あまり詳しくは書けませんが、いろいろと保守面での課題も多いのが事実です。そのため、国内では新生銀行とじぶん銀行の2社しか実績がありません。
Chanceは、常陽銀行、山口銀行、十六銀行など数百万口座規模の大手地銀でも実績があり、機能は充実していますので、堅実な選択かと。数百万口座で入出金がノンストップでちゃんと動くというのは、決して簡単なことではありません。日本の地銀は世界的に見ても規模が大きく、そこでの実績があることは重要な要素なのです。
おそらくですが、ローソン銀行はATMチャネルを中心に、預金、送金、貸付など個人向けサービスが中心となるのではないかと思います。であれば、地銀向けパッケージで機能は必要十分に充足しています。
絶対止まってはいけない勘定系システムは実績のある堅牢なものを選択し、オープンAPI等を使ってチャネルサービスを充実化させるのが、正しい判断だと思います。