航空機部品の3Dプリンター活用、設計も進化しているぞ！
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「設計データのうちボルト用の穴の位置など変更できない条件を決める。」
ボルト用の穴の位置を決めてから、それに合うような補強部材を設計すると云うのは、ちょっと不自然だとおもいません？ どこで締結するかは、構造性能に大きく影響します なので締結位置と部材形状を同時に最適化したくなるのですが、これは現在のトポロジー最適化の手法では対応できません
で、ワタシの研究室で最近開発した、多部品トポロジー最適化（MTO）の出番になります 先週モントリオールの米国計算構造力学会議で話してきました（なのでもうパブリックドメインです） ダッソーさん、実装しません？ SIEMENSさんもいかがですか？？3Dプリンターによる製造においても課題があるので、早めに取り組んでいくことが大切です。
「海外では３Ｄプリンターで航空機の金属部品を製造する例があるが、国内メーカーの造形ではまだ品質などに課題があるとされる。プリンターの制御技術や造形物の熱変形など、積層造形には特有の課題が多いためだ」
