福島、広範囲に溶融核燃料か 格納容器底部でも初確認
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過去に核燃料デブリが発生した事故は、スリーマイル島原発とチェルノブイリ原発。
スリーマイル島原発では、撮影に3年、取り出しに11年かかったといわれています。しかし、これはデブリが原子炉の容器にとどまったケースです。
チェルノブイリ原発は、デブリが原子炉を突き破り原子炉建屋の底で固まっています。デブリの取り出しは極めて困難で、現在もそのままです。
福島原発のデブリは原子炉を突き破った状態であり、原子炉外のデブリの取り出しは前例がありません。デブリの取り出しを含めた廃炉作業は困難を極め、正確な見通しをたてることはできないでしょう。