食のトレンドにもデジタル化の影響 商業施設のあり方を変える?
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SCの飲食スペースは、現状の8%から25年迄に20%に拡大するとの事。SCに出店されるお付き合い先もいらっしゃいますが、集客にて外部要因(SC自体の集客力)が大きいのと、契約条件の厳しさで、業態として積極的に出るのは限られている印象です。
都市型施設を中心として“フードホール“と呼ばれる業態が増えてきています。ようはフードコートのアップグレード版で、こだわりテナントを揃え、ターゲットはファミリーよりもビジネス&カップル、内装も高級仕様。
機能的にはフードコート変わりありませんが、“フードコート“だとチープなイメージが付きまとうので、呼び名を若干変えたというわけです。
事例としてはグランフロント大阪のウメキタフロアや、直近ではギンザシックスにも展開されています。
イオンモールやららぽーとに代表される郊外型SCにおいて、今やフードコートはなくてはならない存在ですが、都市部の開発においても、フードホールを入れるか入れないかの議論は避けては通れない流れになってくると思います。時間はモノよりも重要な「商品」という認識は正しい。食がその重要な時間消費コンテンツであることも。だから商業施設に食が占める比重が増すことはあり得る。ただ同時に、ライブなどのコト起こしも進むでしょう。いかに豊かな時間つぶしをさせるかがこれからの勝負。