森長官が3期目へ、総務企画・監督・検査各局長も留任=金融庁人事
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個人投資家の利益を考えると、森長官の三期目を歓迎する。
次はどうなるのだろうか? あるジャーナリストに「普通に考えると、次は遠藤さんですか?」と訊いたら、「いや。森さんは、遠藤さんを次の長官にしないために三期目をやるのではないですか」という答えが返ってきた。もちろん、遠藤氏の可能性も大いにあるだろう。次の長官も、更には、森氏の次のポストも、興味深い。全体感としてポジティブ。第一に、前例踏襲タイプの人事からの脱却は歓迎すべき。第二に、検査マニュアル廃止のような派手な部分に注目されがちだが、森さんの仕事は細部に銀行の長期展望の変革という狙いが宿っている。第三に、長期政権化により、このような長期的な業界構造に切り込む政策がワークしやすい。
ただ、長期化が庁内の活性化を阻む事象が起きる可能性もあるので、その点は森さん自身に注意が必要だろう。外資金融、個人投資家周りの方々は、非常のほっとしているのが印象的でした。