[東京 4日 ロイター] - 麻生太郎金融担当相は4日の閣議後会見で、金融庁の幹部人事を発表した。森信親長官は続投し、在任3期目に入る。

五味廣文元長官、畑中龍太郎元長官に並び在任期間は歴代最長となる。人事は5日付。

氷見野良三金融国際審議官、池田唯一総務企画局長、遠藤俊英監督局長、三井秀範検査局長もそろって留任する。池田総務企画局長は4期目で、金融庁の歴代局長で在任期間が最長になる。

一方、総括審議官と証券取引等監視委員会の事務局長が入れ替わる。総括審議官に佐々木清隆監視委事務局長、監視委の事務局長に森田宗男総括審議官が起用される。

(和田崇彦)