将棋:藤井四段敗れる 30連勝ならず
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選挙速報を見ていたら、ニュース速報が入ってきた。藤井4段破れる。敗れたことがニュース速報とはすごい中学生です。
これから、どんどん成長していくんですよね。頑張ってね。
応援してます。藤井聡太四段(14)のデビュー以来の連勝記録が29でストップ。
破ったのは佐々木勇気五段(22)、竜王戦決勝トーナメント2回戦にて。
藤井四段、しっかり声を出して「負けました」と。中途半端に投了せず、しばらく指し続けてからの投了で、負け方も潔かったです。
佐々木五段はスイス・ジュネーブ生まれの若手強豪の一角ですが、これで一気に名を上げましたね。
この流れの中、竜王戦の挑戦者が誰になるかにも注目したいです。佐々木五段が勝ち上がって羽生さんと(渡辺竜王への挑戦権をかけて)ぶつかると面白いのだけど。
いずれにせよ、若手世代の時代到来の様相です。佐々木勇気くん、聡太くんの対局を何局か現地まで観戦しにきて勉強したり、しっかり戦型選択の対策を立ててきた努力が実りましたね。勇気くんの「内容を重視すると勝てない相手だと思っていたので、積極的に勝ちに行きました。私たちの世代が飲み込まれないように立ちはだかろうと思いました」というコメントが印象的でした。
聡太くん、連日の連勝報道、おつかれさまでした。これでようやく解放されて、ここから本当の将棋が指せるんじゃないでしょうか。近い将来タイトルを獲ることは間違いないので、注目はされつづけるでしょうけど。
内容:相掛かりから横歩取り調の将棋になりました。横歩取り調の将棋は、全部の駒が働く将棋にはなりにくく、探索空間は少し狭いですよね。その分、差がついたら紛れを求めにくい。勇気くんの49手目長考の末5八玉寄ったのはすごかった。それに聡太くんが長考で返して飛車浮いたのはどうだったんだろう。なんで8五桂跳ねじゃだめだったのかな。