■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後5時現在 112.14/16 1.1377/81 127.59/63

NY午後5時 112.33/37 1.1339/41 127.38/43

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の112円前半。米金利がじわりと上昇する中で、ドルは112円前半で底堅い動きとなった。前日の欧州中央銀行(ECB)総裁のタカ派寄りと受け止められた発言を受けたユーロの堅調な地合いは続いた。午後5時を過ぎると、ドル/円は112円を割り込んだ。

<株式市場>

日経平均 20130.41円 (94.68円安)

安値─高値   20110.49円─20224.30円

東証出来高 19億2007万株

東証売買代金 2兆4293億円

東京株式市場で日経平均は4日ぶりの反落。ハイテク株が弱含んだ一方、欧米の長期金利の上昇を受け、金融セクターなどバリュー株の一角に資金がシフトした。銀行株の上昇を背景にTOPIXは一時プラスに転じる場面があったが、日経平均は終始マイナス圏での値動きとなり、6月末の配当落ち分を埋めきるには至らなかった。

東証1部騰落数は、値上がり503銘柄に対し、値下がりが1383銘柄、変わらずが112銘柄だった。

<短期金融市場> 17時12分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.051%

ユーロ円金先(17年9月限) 99.965 (+0.005)

安値─高値 99.960─99.965

3カ月物TB -0.103 (-0.008)

安値─高値 -0.103─-0.103

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.051%になった。四半期末を控えて前日同様に資金調達意欲がしっかりと示された。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.052%とマイナス幅を縮小。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.056%と横ばいとなった。ユーロ円3カ月金利先物は動意薄。3カ月物の国庫短期証券(691回)は業者間取引で強含みで推移した。

<円債市場> 

国債先物・17年9月限 150.52 (-0.10)

安値─高値 150.51─150.60

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.055% (+0.010)

安値─高値 0.055─0.050%

長期国債先物は反落。前日の海外市場で、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が緩和政策を微調整する可能性を示唆したことを受けて、欧米債が下落した流れを引き継いだ。終盤にかけて、海外勢を巻き込んだ売り圧力が強まった。

現物債市場では、午前の取引で金利に上昇圧力がかかっていた超長期ゾーンが午後に入ると、利回り上昇に歯止めがかかった。超長期ゾーンを対象にした日銀オペが需給の引き締まりを意識させる結果になったため、国内銀行勢などからの押し目買いが観測されていた。中期ゾーンも日銀オペがしっかりした結果になったことから底堅さをみせた。長期ゾーンは先物に連動して軟化。

<スワップ市場> 17時01分現在の気配

2年物 0.09─-0.00

3年物 0.10─0.00

4年物 0.11─0.01

5年物 0.14─0.04

7年物 0.19─0.09

10年物 0.28─0.18