(Bloomberg) -- 仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン傘下のブランド「ルイ・ヴィトン」は、米国内での工場開設を検討している。ブランドを象徴するレザーキャンバスコンビのハンドバッグの人気で増加を続ける需要に対応する。

ルイ・ヴィトンのマイケル・バーク最高経営責任者(CEO)は、フランス国内での製造拠点の追加や、ポルトガルの生産施設を拡大する可能性も指摘した。

LVMHのベルナール・アルノー会長は1月、米大統領就任前のトランプ氏に面会するためニューヨークを訪問した際、ノースカロライナ州かサウスカロライナ州、またはテキサス州にルイ・ヴィトンの工場を建設する計画を初めて提案した。

パリ・メンズ・ファッション・ウィーク期間中に開催されたルイ・ヴィトンのファッションショーの場でブルームバーグの取材に対しバークCEOは、「交渉中だ」と答え、それ以上については言及を控えた。

原題:Louis Vuitton in Talks to Open Factory in U.S., CEO Burke Says(抜粋)

: 東京 出澤由利 yidesawa1@bloomberg.net.

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