[東京 22日 ロイター] - 22日のアジア時間の原油相場は3日ぶりに反発した。米国の原油・ガソリン在庫が減少したことが支援材料。ただ、投資家は石油輸出国機構(OPEC)内外の主要産油国の減産が供給過剰の緩和につながっているという確信を持てずにいる。

一方、OPECが一段の減産を検討しているとのイラン石油相の発言はほとんど材料視されていない。

0018GMT(日本時間午前9時18分)時点で、北海ブレント<LCOc1>は0.09ドル(0.2%)高の1バレル=44.91ドル。前日は2.6%下落して昨年8月以来の安値を付けていた。

米原油先物<CLc1>は0.12ドル(0.3%)高の42.65ドル。前日は一時、昨年8月以来の安値を付けた。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油統計では、原油在庫が250万バレル減った。減少幅は市場予想の210万バレルを上回った。