スマホのモバイル決済進まず 日銀リポート
コメント
注目のコメント
モバイル決済の普及が進まない(遅い)理由として、セキュリティ面での不安、クレジットカードが既に普及、もしくは日本人の現金主義などがよく言われますが、一番は、起爆剤の欠如と考えます。
中国では、タクシーアプリ「滴滴(Didi)」を(早く)普及させるため、We Chat上で初乗り相当額が無料になるクーポン(スマホでのみ利用可)を拡散させ、同アプリのユーザーとスマホ決済を数ヶ月で爆発的に増やしました。一度習慣化されたら、数ヶ月前まで現金主義だったことも、セキュリティに不安を感じていたことも、忘れます。
なお、支払い実務の手軽さの点では、非接触型決済が一番ではないでしょうか。帰国してちょうど一年経ちまして、やっとSuicaにオートチャージ機能(クレジットカード決済)を足したところです(汗マクドナルドのトラブルではID、QUICPay、各社電子マネーが使えなくなった。現金での支払いを批判し、キャッシュレス化を主張するのは構わないけど、トラブルがあった時に代替の支払い手段がなければ、店舗の営業が出来ない可能性にも目を向けるべきです。
マクドナルドの場合は現金支払いも可能で、店舗の営業も出来ていますが、モバイル決済のみで現金も用意していない店舗は、営業が出来ずに売上も激減し、損失も発生する。複数日に及べば損失は更に拡大します。利用者は違う店に行けば良いだけ、多少の時間的名損失はあるかも痴れませんが。
現金で払うなというのは、個人の都合でしかありません。モバイル決済にも対応して欲しいという要望は構わない。ても、決済はモバイル決済のみにしろ、というのはやめて欲しい。個人の都合を押し付けた結果、店舗は損失を被る可能性を抱え込む事になる。
モバイル決済のセキュリティを破る例も出てくるかもしれない。利用者が増えれば狙われやすくなる。トラブル発生時の対応に不備があるままでの、モバイル決済推進は危険なだけだと思います。キオスクやコンビニで何故か小銭で払おうとする消費者、未だに多く見かけますが、早晩いなくなるでしょう。おサイフケータイによる決済でポイントがつく、すなわち実質値引きを利用しない消費者はただ損するだけですし。デジタルデバイドも厳然としてありますが、デジタルネイティブが大人になった今、これから電子マネー利用は加速するかと。