新素材開発「速く安く」 三菱ケミ、三井化など共同研究
日本経済新聞
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注目のコメント
材料開発のための共同研究プラットフォームとはね。。。これまではそこが差別化領域と思っていたが、それよりもスピードアップした方がいいと各社が判断したということか。
三菱、三井、住友、旭化成とオールスター。
こうした流れで気になるのは化学の世界でも電機のようにうまくいかないような展開にならなければいいなあ、ということ。ポリマーの構造と物性相関のデータベースを共同で作るイメージですね。
http://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20170619.pdf
そして「用途をイメージした材料設計」などが各社の競争領域とのこと。
タンパク質の構造活性相関のデータベースを想起させますが、タンパク質に(たぶん)無くてポリマーにあるのは、分岐構造と、分子量分布。
モノマーの種類も含めたこの無限の組み合わせの莫大な解析を一社でやるのは確かに難しいかと思うので、このような取り組みは良いかもしれません。
一方で、ポリマーの場合、同じものを作ってるはずなのに、同じ物性にならないことは良くあることで、構造を分析しても理由が分からないことが多い。それが他社との差別化になったりするわけですが、それが詳らかになるのは困ったりもするわけで。