未来のショッピングモールは「小売店なし」
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注目のコメント
これからの商業施設はブランドの寄せ集めではなく、体験を企画しなくてはいけない。
ブランド力のある企業もそれだけでは勝てなくなる。ブランドとブランド体験そのものを強化しないといけない。
この事例が興味深いのは小売とオフィスが隣接していること。わたし自身次の小売スタイルとして働く場所と商業施設がライフスタイルとして融合している場所作りをしてみたいと考えているので、遊休施設の有効活用だけでなく、このような場所から、新しい働き方や、新しい小売スタイルが出てきてほしい。
ディベロッパーさんが自ら体験を設計する時代。ブランドの寄せ集め、在庫の大量陳列だけではネットストアに勝てません。消費者ではなく、人間が繋がりを求めて集まる場所作りが、これからの小売なのかもしれません。「道路に背を向けている建物は要らない」っていいな。これだけネットでお買い物が広がる時代であれば、わざわざ出かけていく価値、そこでしかできないことがなければ人は集まらない。ありきたりの店舗が並ぶモールづくりから、とにかく訪れた人が楽しめる場所にしていこうという試みはナイス。体験型店舗が並ぶ台北の誠品書店や華山や松山の文創園区あたり、参考になりそう。
これまた一歩先を行く話。昨日東京でショッピングモールをたくさん手がける友人とランチをしていたら、もう日本でもモノは売れないので、水族館を入れたり、ひたすら体験に振っているという。小売店のないモールという時代は日本でも来そうな予感。