「貯金しかしない人」はなぜ一生お金持ちになれないか
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欲は対象を遠ざけ、不安は対象を近付けます。我々は信念を体験に変える力がありますが、それが足りないと信じるから欲しくなるのだし、嫌な体験が起こると信じるから不安になるのですから、結局はその足りないという信念や嫌な体験が起こるという信念が創造され体験化されるためです。
そのため欲により怪しい投資話に騙されたり、不安により投資に手が出せなくなります。また投資を始めた後も「もっと上がる」という欲で売りそびれ「まだ下がる」という不安で買いそびれます。逆に言えば欲と不安に支配されない人は投資も人生も上手くいきやすいかもしれません。デフレの世の中では現金の価値が上がりますから、貯金は合理的な行動だったかもしれません。しかしデフレ脱却に向かう中では、貯金しかしない人はよりお金持ちになりにくくなるでしょう。お金を積極的に働かせる人が得をしないと経済成長しませんからね。だからデフレはダメなんです。
本当の意味で堅実な人生を送りたいのであれば、環境が変わってもなんとかやっていけるスキルを身につけたり、イザという時に頼りになる友人を持っておくことのほうがずっと大事です。
まさにその通りだと思います。
お金についてありきたりなことを言うと、お金に働いてもらうという考え方が日本人には馴染まないから、国が動くまでになっていて、それに税金が使われているという悪循環。
世界は日本を日本人を素晴らしいと言いつつも、裏では笑っていると思います。