富士ゼロックス、不適切会計で会長退任 6年間で決算修正281億円
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複合機の海外子会社のリースに関連との報道もある。数年にわたり。
親会社が意図していたか、内外の会計の違いか、子会社へのガバナンス問題か。カリスマ社長だけに、問題が大きくなるだろう。
M&Aが多いのも、いろいろな見方ができる。過去のミスを隠すため、M&Aを使うのは高度なテクニック。東芝と表面上、共通点も多い。
いずれにせよ、きちんと開示してほしい。「粉飾決算」という言葉。
80-90年代「粉飾決算」は強烈にブラックなイメージでした。
「犯罪・脱税・詐欺」などを表す最高のレッテルでした。
そしてとても便利だったためマスコミは多用しました。
できるだけ大げさに・悪を現す言葉として。
その悪のイメージは、そのまま人々に定着しました。
2017年現在。
日本のマスコミは、自ら過去作り上げた強すぎる悪のイメージにより、
その言葉が安易に使えなくなっています。
ついには「不適切会計」という、
回りくどい言葉を生み出しました。
戦争中「退却」を無理やり「転進」と呼んだのと同じ構図です。
日本語は、その表現の自由さ・あいまいさを「粋」にできる素晴らしい言語ですが、同様に悪用するにも大変便利な言葉なんです。
恐らくマスコミは今後も同じロジックで数々の言葉を使えなくしていきます。悪意なく。本当は言葉のプロなのですから、もっとプライドを持って日本語という「資源」を運用出来るようになってほしい。
心から願います。
※因みに、既にテクノロジーが多言語インターフェースの壁は突破しかけてますので、どんな言葉遊びをしようとも「dressing」と訳されて終了、という時期は近いです。ただそこに「粋」は無いんですよね。