【真相】あなたの食卓を変える。セブン「冷食革命」の舞台裏
NewsPicks編集部
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流通の王者、セブンが創業以来始めてのレイアウト変更で冷凍食品売り場を拡大させます。セブンが変われば他社が追随し、コンビニが変わる。コンビニが変われば、我々の食生活が変わります。
おにぎりやサンドイッチが「作るもの」から「買うもの」になったのも、コンビニが売り出したのがきっかけでした。
その意味で、セブンが冷凍食品に本腰を入れ出したという事実は、これからの日本人の食生活がどう変わるかを示唆しているのではないかと思います。現在、外食や加工食品、惣菜への依存が6割となっており、スーパーや外食産業もカット野菜を仕入れ、最終工程だけを行うようになっています。
従来、市場流通を前提とした家計消費用野菜を中心に展開していたため、外部化(加工・業務用)需要増に対応できず、外部化にともない輸入野菜が増加しています。
http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/03/pdf/ref_data2-15.pdf
供給量や種類の安定的な確保のためには、輸入依存が高まることはしかたがないことだと思います。
しかし、最近は、農産物の生産から流通、販売までを手掛ける国内企業も増えてきているので、「冷食革命」にともない、ますます国内野菜の需要が圧迫されることがないよう、加工・業務需要に対応した国内の生産・流通体制の整備が進むことを期待しています。雑誌売り場を40%にして、冷食コーナーを3倍に! わかっちゃいたけど、このレイアウト変更は衝撃的…どうやら、雑誌にとどめを刺すのはコンビニの予感