この勢いは止められない:黄金時代の入口が見えた再生可能エネルギー
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世界を見渡すと、アメリカや欧州だけではなくロシアも中国も中東も中南米もアフリカも再生可能エネルギーに莫大な投資をしており、これはもう歴史的なエネルギーの転換点だと思います。
日本は国土が狭いので太陽光や風力発電をするスペースがないという話が出がちですが、地熱発電のポテンシャルは世界でもトップクラスですし、日本でも十分活用できる洋上風力発電、潮力発電、集光型太陽光発電などが世界で続々と実用化されています。
日本の技術力はこの分野で活かすべきだと思いますが、世界のマーケットで日本企業の名が出ることがほとんどないのが残念です。トランプ米大統領がパリ協定からの離脱表明をしたことを受けて、GEのCEOであるジェフ・イメルトは昨日、ツイッターで「気候変動は現実に起こっている。もはや政府に任せるのではなく、産業界が主導しなければならない」と発言しました。
特に再生可能エネルギーは、環境面の成果だけでなく、経済や雇用をもたらす産業として目覚しい発展を見せています。化石燃料であれ再生可能エネルギーであれ、発電から送配電まで、GEはクリーンエネルギー技術への投資を続けます。風力発電のコスト、3セント(約3.34円)/kWhというのはすごいです。
従来型の発電のコストを完全に下回ることになります。
また、太陽光発電も同じ水準で発電できることになると報道もあります。
どちらにしても、日本で想定されている価格とはずいぶん異なります。人件費や系統への接続費など、条件は異なりますが、世界は違うステージに行ってしまったようです。