『思考の整理学』著者93歳の知的な老い方
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注目のコメント
「思考の整理学」はやたら読め的な感じで書店に置いてあるのと、思考が整理できるならすごいなと思って一応読みましたが、大した内容でもないのですぐに売ってしまいました。Book Offにもたくさん並んでました。別に悪い内容ではないとは思いますが、なぜあんなに売れているのさっぱりわかりません。「東大生が読んでる」みたいなマーケティングがいかに響いてしまうのかという証左でしょうか。哀しくなるばかり。
思考を整理できるのは、裁判中に「記憶を整理」した、「白い巨塔」の財前教授(唐沢寿明の方)くらいかなと。
インタビューも別になんてことはない。やたら「知的」とか「知性」とか出て来ますが、知的に生きることに固執しているとろくなことがないなということだけはわかりました。
私は、チテキよりもステキに老いたいなと思います。“話が噛み合わない部分も、多く出てくるはずです。それを自分の頭で理解しようとすると、発話者が本来言っていたのとは別のものになる。つまりある種の「誤解」ですね。でも、その誤解から新しい発見や発明が生まれてくる”
多分こうなんだろうな、という誤解が誤解を生み新たな気付きが生まれる。本当にその通りです。僕の中ではNPにコメント付けるのはある種のそれな気もします。本棚から「思考の整理学」探して再読してみよ。抽象的な概念でもなく、具体的な行動を提示しているところが好感。しかも同じ大学の出身はダメらしいし、探すのがそもそも大変そうだ!それを10個ってすごい。
異業種の人を少なくとも3人集めて、定期的に会う。これを組織するのは、非常に難しいことです。僕も10個くらいそういうグループをつくってみて、うまくいったのは1〜2個でした。