あらゆる市場を制圧するAmazonはファッション市場をも攻略できるのか?
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注目のコメント
『小売業のアナリストやファッション業界の重鎮たちは、Amazonが「ファッションアイテムを売るための最適な場所」になれるかどうかについて懐疑的です。その理由は、Amazonにファッショナブルな要素がないからだとのこと。Amazonが良い成績を収めるアパレルと、Amazonが得意ではないファッションとの間にある大きな違いは、「感情」や「感性」であり、実用的な目的のアパレルとは違い、ファッションでは主観的な自己表現という目的があるというわけです』
まだ現時点においては、この見方が大勢を占めるのではないでしょうか。いかにファッションブランドとしてのイメージを確立していくのか、その打ち手に興味があります。Amazonがアパレルで成功していると書かれているが、成功しているイメージはありません。
オリジナルブランドがあることさえ知らない人も多いのでは?
モノとして売るだけではファッションは難しい。分かっててもなかなかできないし、成果もでない。少しのズレなんだけで、そのズレが致命的になる。AmazonはSKUベースで見ると品揃えが豊富なものの、「検索して最短で目的のものを買う」ことに特化したUIのため、ファッションとの相性はいまいち。
ただプライムナウとかからも分かるように、Amazonは一つのプラットフォームに集約することに強いこだわりを持っているわけではないので、ファッションカテゴリーだけ切り出してファッションに合ったフロントエンドを作ってくることも考えられます。そうなるとネガティブな側面を一気に払拭できるので、話が変わってきそうです。