落合陽一×猪瀬直樹 異色対談「激論! 近代の超克」
クーリエ・ジャポン
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注目のコメント
"学校では戦前は天皇主権で、戦後は国民主権だと教える。しかし実際は、戦前も戦後も官僚主権の近代なんですよ。断絶よりも連続性のほうが大きい。それなのに断絶で物事を考えるから、中道左派が生まれるんです。"
現在なおも終わらない近代を生きているという両氏の対談の前提に、まずは大いに同意。
個人的にも、どのようにして近代を思想的に乗り越えて行くかという問題を思想的な課題にしているので、自分の思想的問題意識が、的外れでない事を本対談で確認できて良かった。
まずは、近代成立過程におけるその理論的・思想的な特殊性を認識する事が第一歩、だと思います。あとは近代と前近代における宗教の位置付けの変化も、本問題の考察に欠かせない要因だと感じている。
良記事、ありがとうございました。