高額の資金調達に成功した「保険のフィンテックスタートアップ」トップ10
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日本でもInsurTechへの注目が高まってきましたね。周りが盛り上がってくれば起業家もこのドメインで起業しようという人も増えてくるはずで、このサイクルが回り始めればこのスペースのリーダーが出てきて規制を動かす原動力の1つとなるはず。
日本に海外のモデルをそのまま持ってくるのは難しいケースが多いです。
米国では国民皆保険制度が浸透しておらず、民間の保険会社が病院への医療費支払いの査定をするなどの権限も持っています。
OscarHealthはこの米国独自の仕組みがあって成り立っています。
また、健康保険組合に加入すればいい日本の企業とは異なり、米国の企業は各社で保険会社と契約する必要があります。
HR系のZenefits/Namely/Deciselyはこの仕組みがベースです。
ただ、健康増進×保険・テレマティクス保険については、日本の保険会社も取り組みを進めています!
健康増進×保険で言うと、第一生命がアクセンチュアと組んで、健康第一というアプリを出しています。
FiNCもSBI生命と組んで、アプリで健康管理・健康増進を進めつつ、保険商品の開発を目指していますね。
また、テレマティクス保険で言うと、SmartDriveとアクサダイレクトが組んで開発を始めています。
また、損保ジャパンも少し前からポータブルスマイリングロードというアプリで走行データを集めており、最近、保険商品の開発も始めました。
こういったキャッチーな分野が注目されてますが、私たちはもう少しベーシックな課題に着目しています。
日本だと保険の営業マン、ひいては保険というものに対してネガティブな印象を持っている方が多いです。。
電話がガンガンかかってくる。会ったら売り込まれる。契約したら全然連絡してこなくなった。直ぐに担当者が変わる。。などなど。
ただ、保険を相談できる人もいないし、調べてもよく分からないから、結局信頼できなくても営業マンに話を聞くしかないと。
こういった課題を何とかしたいなと思って、Hospa↓というサービスを始めました。
https://hoken-cospa.com/
保険証券を撮影して送っていただくと、同じ保険料で保障内容が充実した商品か、同じ保障内容で保険料を抑えることができる商品を提示するサービスです。
商品を提示してしまうので、悪いことできません。
更に、お客さまがもっと手軽に保険を診断できるような仕組みも構築中で、近々リリース予定です。Hospaの先の仕掛けも考えています。
真にお客さまのためになるサービスを目指して、これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。InsurTech領域も興味深い。というのも、テクノロジー、ビックデータ等の技術によって、どんどん高度なリスク算出が出来ていくと思うので、それが人それぞれ算出できるようになっていく。そうすると、自分がかかえているリスクに応じて保険料がかかるので、行きつく先はどうなるのかと想像している。
というのも、結局自分の分を自分で払う、という状態に限りなく近くなるのではないかと。リスクがほぼない人はかなり低額な保険料なり、リスクがかなり高い人は保険金にかぎりなく近い額を支払う必要があるのかと思うと、保険の意味を失ってしまうとも思う。確率論の考えを利用してみんなで支える仕組みが崩壊するのでは?どうなんでしょ、そんなに高度に計測できないから無駄な心配、という見方もありつつ、想像が広がってしまう