異例の暫定値、6月報告遅れも=決算確定へ「最善尽くす」-東芝社長
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「監査承認のない暫定的な数値を発表」とありますが、「監査承認」ではなく「監査法人の了承」です。このタイミングで発表すべき決算短信には監査義務はありませんから。
東芝が見送った決算短信の開示にしても、法定義務ではなく取引所の自主ルールです。
圧倒的多数の会社が監査法人の了承を得てから決算短信を出すのが慣例になっているので「異例」なだけで、、監査法人の了承なしで決算短信を出しても「違法」ではありません。
決算短信を出さないことの方がルール違反です。
突っ込むなら、「決算短信には監査義務はないのに、なぜ決算短信を出さないのか」というところです。決算内容に自信があり、最終的には監査法人からも適正意見が得られると思っているなら、出せばいいじゃないですか。
多くのメディアは正確な理解もなければ、突っ込みどころも間違えています。