核放棄なら米朝首脳会談も トランプ政権、中国通じ伝達
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北朝鮮の体制存続とは韓国を北朝鮮が支配下に置くことまで含んでいるから、体制存続と核兵器のディール(取り引き)というトランプさんの提案は、今まで通りの堂々めぐりであり、北は受諾しない。しかし、北は米朝交渉をなんとか再開したいと思っている。北半分の体制保証だけでなく、自主的、平和的な朝鮮半島統一を米国が傍観するというシナリオを現実のもにするには、米朝関係の「正常化」が不可欠だから。1950年の戦争を回避しないと北朝鮮の壊滅の危機を迎える。
北朝鮮が自分たちの体制を認めてほしいというのは、「南朝鮮を米軍が支配して南朝鮮政府が南地域を支配している状態を解消して、北が朝鮮半島統一するのを、アリメカは傍観すべき」という意味。誰もそのような北朝鮮の教科書に出ているようなことを信じたくはなかった。しかし、大陸間弾道弾を作り、米軍の半島への軍事介入は、北の核弾頭の前に米国の悲劇になると説き、核戦争のあとにくるのは統一だと北朝鮮が発信しているではないか。
