【画像45枚あり】フーリエ変換を宇宙一わかりやすく解説してみる - ロボット・IT雑食日記
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全ての波動は三角関数の重ね合わせ(足し算)で表現できる。逆に言えば、複雑な波も単純な三角関数の和に分解できるといことです。これが、フーリエ展開・変換の要諦。この解説記事は、数式を用いてるにも関わらず分かりやすい。また、もう少し突っ込んだ議論もしていますね。
あとは位相の部分ですかね。ざっくり言うと、同じ周波数でも、偶関数がcos側である実部に、奇関数がsin側の虚部に出てくるので、その比率が位相になります。
とはいえ、周波数解析するとパワースペクトルで表現するので、位相あんまり気にしないですけどね。大学で数学をきちんと習っていない、法学部の私が学習で詰まった経験。フーリエはいくつか難所があった、その一つ。
関数とベクトルはそっくり、というのはなんとなくわかり、2次元ベクトル、3次元ベクトルの内積ゼロ=直交は高校で知っているから、拡張としてサム記号をつかっての内積ゼロまではキャッチアップできる。
その後、「整数から実数に拡張するから積分」というところで当時よく分からなくなった。
今思うと、積分の意味がよくわかっていなかった。これがつまづきのポイント。
自分で関数に細かく数字を入れてみて実験したり、「関数が無限次元ベクトルである」ということのイメージを誰かに黒板に書いてもらったり(細かく点打って掛けたものの短冊化のイメージなど)、理解に資するイメージ作りが足りなかった。
こういうところは、スタディサプリなどで、正確さは少し犠牲にしても、イメージがつかめる授業を配信してほしい。
フーリエという人については、竹内淳先生のブルーバックスの説明が面白かった。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062576574