[東京 1日 ロイター] - 4月の国内新車販売(軽自動車を含む)は前年同月比9.2%増の35万4750台と6カ月連続で伸びた。このうち、登録車は同5.4%増の22万4220台と9カ月連続でプラス。軽自動車は同16.5%増の13万0530台で4カ月ぶりのプラスだった。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)がそれぞれ1日発表した数値をまとめた。

自販連によると、登録車では昨年12月発売のトヨタ自動車<7203.T>のスポーツ型多目的車(SUV)「C―HR」、昨年11月発売の日産自動車<7201.T>の小型車「ノート」の堅調が続いているという。

軽自動車では、15年4月の軽自動車税増税に伴う駆け込み需要の反動減がなくなりつつあるとみられる。また、前年同月に三菱自動車<7211.T>と日産自の燃費不正問題が発覚し、対象4車種の販売が停止されて水準が低かったこともあり、伸び幅が大きくなった。