なぜ台湾の精進料理「素食」は旨くて美しいのか?
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攻殻機動隊の中で素食についての言及がありますが、それが非常にユニークでした。
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バトー「お前、それが何か知ってるか?」
トグサ「鰻だろ?それ位俺だって分かるさ。」
バトー「違うな。そいつはグルテンと椎茸を素材にして作った偽鰻料理だ。」
トグサ「え?」
バトー「台湾素食、いわゆるスーシーってのは古来一部の僧侶達が独自に編み出した特殊な料理なんだ。だが日本の精進料理と違う所は、素材をそのまま調理せず、豆やキノコの類を細工して肉や魚を再現している所にある。」
トグサ「お・・・ホントかよ・・・?でもさ、何故台湾の坊さんはそんな面倒な料理法を思いついたんだ?初めから肉の味を知らなきゃそんな必要無い訳だろ?」
バトー「そりゃそうさ。だがな、誰だって仏門に入る前は何でも食えるんだ。幾ら修行の身でもその頃の記憶を消す事は出来ねえよ。」
トグサ「成る程ね。過去の記憶を思い出す為の再生装置としての味って事か。」