■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 111.22/24 1.0911/15 121.36/40
NY午後5時 111.08/10 1.0925/27 121.35/39
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の111円前半。仏大統領選や北朝鮮を巡るリスク警戒で売られてきたユーロが買い戻され、買われてきた円が売り戻される流れが続き、底堅い動きとなった。
<株式市場>
日経平均 19289.43円 (210.10円高)
安値─高値 19170.86円─19289.43円
東証出来高 20億3553万株
東証売買代金 2兆5099億円
東京株式市場で日経平均は、今年初の4日続伸となった。前日の米国株の上昇や1ドル111円台前半まで円安方向に振れた為替など、外部環境が支援材料となった。上げ幅は210円となり高値引け。終値は3月21日以来、1カ月ぶりの水準を回復した。大型株が堅調に推移。東証33業種全てが値上がりした。
東証1部騰落数は、値上がり1655銘柄に対し、値下がりが294銘柄、変わらずが65銘柄だった。
<短期金融市場> 17時15分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.075%
ユーロ円金先(17年9月限) 99.975 (変わらず)
安値─高値 99.970─99.975
3カ月物TB -0.155 (+0.013)
安値─高値 -0.155─-0.160
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.075%になった。中心レートは前日とほぼ同じ水準だが、弱含む方向になった。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.100%とマイナス幅を拡大した。TIBOR(東京銀行間取引金利)3カ月物は0.056%と横ばい。新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りはマイナス0.1383%、平均落札利回りはマイナス0.1475%と前回からマイナス幅を拡大した。最高落札利回りは、一時マイナス0.1070%までマイナス幅を縮小したが、その修正が続いている。業者間取引で3カ月物TB(678回)は弱含み。ユーロ円3カ月金利先物は横ばい圏。
<円債市場>
国債先物・17年6月限 150.98 (-0.07)
安値─高値 150.92─151.00
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.015% (変わらず)
安値─高値 0.025─0.015%
長期国債先物は反落。25日の米債安の流れを引き継いで短期筋からの売りが先行。円安・株高を手掛かりに調整地合いとなった。ただ、日銀が想定通りに国債買い入れオペを通告したことで底堅さもみせた。
現物債は金利に上昇圧力がかかった。リスク選好が強まり、円債市場への売りが継続した。日銀オペの結果は強弱があり、甘めになった残存25年超を受け、30年、40年各利回りの上昇が目立った。40年債利回りは4月11日以来の1%台に乗せ弱含みで推移した。中期ゾーンもさえない。長期ゾーンは軟化したが、強めの日銀オペ結果を好感して押し目買いが入る場面があった。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時0.025%と4月14日以来の高水準を付けた。
<スワップ市場> 16時21分現在の気配
2年物 0.08─-0.01
3年物 0.08─-0.01
4年物 0.10─0.00
5年物 0.12─0.02
7年物 0.17─0.07
10年物 0.27─0.17