日産、Mobileyeの自動運転プラットフォームに正式参加――クラウドソースのリアルタイム地図搭載へ
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注目のコメント
本件、懸念材料は2点です。ひとつは、独HEREや日本のダイナミックマップとの連携。ふたつは、Mobileyeの社内工数の増大における同社の対応の今後です。
さらにいえば、NVIDIAがどう対抗してくるのか?
来週はIntel、さらに再来週は同社GTC(GPU Technology Conference)で、Sanjoseでみっちりなので、じっくり話を聞いて、各種媒体で「業界の成り行き」をご報告する予定です。日産の参加によりMobieleyeが業界のスタンダードとなる可能性が高まっています。
インテルVSエヌビディア、自動運転を取り巻く半導体メーカーのプラットフォーム競争
(ビジネス+IT、2017年03月30日)
https://newspicks.com/news/2154430
インテル、モービルアイを150億ドルで買収へ-自動運転分野を強化
(Bloomberg、2017年03月14日)
https://newspicks.com/news/2120304『独HERE、自動運転車向け地図プラットフォームをクラウド提供、IoT分野での活用も視野に』
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1045969.html
NVIDIAはHEREと提携していますが、HEREの株主にはBMW、Audi、Daimlerに加えインテルも名を連ねる。NVIDIAとHEREのHD Live Map、MobileyeのRoadbookとの連携が今後も維持出来るのか気になります。
NvidiaのDRIVE PXはVolvo、Tesla、Audiが参加。地図ではBaidu、TomTom、日本ではゼンリンとも提携して地図分野の強化を図っている。BMWとホンダもNVIDIAと関係があり、この2社もDRIVE PXに参加する可能性がある。
地図も自動運転も、どこが標準になるか、まだ決められる段階では無いと思います。