焦点:人手不足と鈍い賃上げの逆説
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連合の支援を受けない自民党政権が官製賃上げを求め、賃上げに腰が引けている労組にもっと頑張れという記事が出てくる。時代も大きく変わった感があります。
いくつかテーマがありますが、やはり根本にあるのは将来不安です。非正規の待遇改善は必須ですが、多少改善したところで非正規というステータスが変わらないままでは、将来不安で消費に回る可能性は低いです。
また、ペースアップを要求しすぎると、将来首をきられる可能性が高まるためそれをやりにくいという部分も、将来の経済や社会の不確実性、その影響を受ける自分が働いている会社の持続可能性に不安がある表れです。
目先の賃上げも必要ですが、早く雇用の流動化を進め、正規と非正規といったラベリングをやめないことには、ただでさえ人出不足の中、効率的な労働力の活用ができません。なかなか難しいことではあるものの、喫緊の課題だと思います。