保育施設人気で移住者急増…今度は空き家足りず
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地方創生によ、空き家問題にせよ置かれている状況は自治体により千差万別ですので、鳥取県智頭町のやり方がどこにでも当てはまるわけではないかと思います。
こちらの保育施設は、もともと鳥取出身ではなくご主人が鳥取県で働くこととなり移住した女性の方のアイデアで2009年に立ち上げられた施設です。最初は規模も小さかったようですが、その後人気となりこのような形となったようです。
ここから一つ得られる教訓は、結局は民間の方のアイデア勝負ということです。自治体が何を考えようが、有識者と呼ばれる人に何を聞こうが、あるいはコンサルに依頼したり、他の自治体の事例を学ぼうが、結局は知恵がなかったり責任がなかったり、自分のところでは上手くいかなかったりだと思います。
いかにそれを発掘し、余計な介入をせず、長く育てられるか。これから日本の各地が自力で生き残っていくために不可欠な要素だと思います。
注目のコメント
空き家問題が深刻化を増しているが、一番の問題は全国に空き家が830万戸(住宅総数の20%近く)あるにもかかわらず、新築物件が年間100万戸増えている点。国交省の住宅政策がめちゃくちゃでこういう矛盾が生じている。
地方では、この記事のように空き家が足りないという状況も生まれている。要はマッチングをどうするかの問題。需要も供給もあるし、さらに生み出せる状況にある。空き家を活用したいという人は多くニーズはあるけれど、空き家を売りたいと思う所有者が少ないのが現状。
・空き家を保持するデメリット
・空き家を売るメリット
この両軸で政策をつくり、売り手の態度変容を狙う施策が必要だと思います。
樋渡 啓祐さんのコメントにある通り、空き家問題と言われるわりには、新築はバンバン建てられる現場には違和感がありますね。岡山の美咲町に住む友人は、町から月1万円で廃園になった保育園を借りて、家族4人で住んでます。取り壊すのもコストかかるし、放置するよりも良いという町の判断だと思われます。
遊びに行きましたが、廊下は50メートルあり、園庭には遊具もあり、子どもが駆け回っていました。小さなホールでは、奥さんがヨガ教室を開いています。
お風呂は五右衛門風呂を自作。正直、子育て世代には羨ましすぎる環境でした。
空き家が足りないなら、公有の空き施設を開放すればいいと思います。廃校を宿やオフィスに、という流れもありますが、集合住宅にしたら、「学校に住む」ということを面白がる若者が移住してくるかも!