反事実的思考力
note(ノート)
61Picks
コメント
選択しているユーザー
とにかく金融緩和を続けるべきだ、それだけでは効果がないので財政出動もどんどんすべし、逆に借金が返せなくなるから消費増税をすべきだという反事実を見ずに語られがちな極端な議論に警鐘を鳴らされているものと理解しました。
経済学は所詮と言っては語弊がありますが社会科学。世の中で起きている事象を因果関係を持って全ては説明できませんし、特にここ10年で起きていることを昔ながらの経済学的に上手く説明できるかと言えばそれは困難だと思います。そこには正解がないのが事実であるからこそ、一方的にこれが正しいと論じることは危険だと思いますし、ましてや学識があると一般的に言われている人が言ったから正しいという訳でもありません。
この分野こそ、多角的な視点から現状を分析し、それぞれが自分なりに正しいと思う意見を持つべき分野なのではないかと思わされます。
注目のコメント
新入生、新入社員が目立つ季節です。反事実的思考力というタイトルで、因果関係を特定する際の難しさとその能力を鍛えるための読書の重要性について書いてみました。
引用
本を読むことで、先人たちが経験したこと、考えたこと、想像したことを、自分の経験に加えることができれば、あなたの反事実的思考力は飛躍的に高まるはずだ。
これが事実かどうかも、反事実思考をして検証しなくてはいけないですね。これは大切な話。思考力といってもアウトプットでは言語を使用するので(言語運用の側面で捉えると)仮定法(接続法)×三人称主語を駆使した問いかけを何かを考える際に適宜繰り込むということになるかと。