「NewsPicksアカデミア」4月10日始動
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幻冬舎の歴史は挑戦の歴史です。
誰もが無理だ、不可能だということをやらなくては意味がない。
常にそう思って、ここまでやってきました。
今回の「NewsPicksアカデミア」も大きな挑戦です。
ただの新しいブックシリーズを作るわけではありません。
本を入り口にし、最先端のテクノロジーを駆使した、全く新しい「学びの場」を創ります。
オーソドックスなものを極めないと新しいものは出て来ない。
ピカソだって写真のような細密な絵をいっぱい描いて、キュービスムに行った。
クラシックバレエを誰よりも精緻に踊れるピナ・バウシュ、モーリス・ベジャール、フォーサイスがモダンに行く。
基礎ができていないと自由なものはできない、デッサンを極めないと抽象画を描けないと僕は思っています。
両翼をやっていないと厚みは出ません。
紙という最もアナログなものを作り続けてきた幻冬舎と最先端のウェブメディアであるNewsPicks。
普遍と最先端。極端と極端がコラボすることにより、この世にあらざる価値を読者のみなさんに提供していけると考えております。「本とイベントが一体化したコミュニティがあったら、面白そうですよね」
そんな雑談を、昨夏に幻冬舎の箕輪さんとして以来、とんとん拍子で話が進み、本日、「NewsPicksアカデミア」を発表できることになりました。
イメージしたのは、福澤諭吉が創った社交クラブ「交詢社」です。
「知識交換、世務諮詢」を掲げた交詢社には、政官財からさまざまなメンバーが集い、新しいアイディア、出会い、ビジネスが次々と生まれました。
「NewsPicksアカデミア」は当初、本とリアルのイベントが主になりますが、ゆくゆくは、動画配信などテクノロジーもフルに活用していく予定です。
さらに、新しい「知」と出会える、大学のような「学びの場」にも発展させていきたいと考えています。
アカデミアという空間から、さまざまな化学反応が生まれ、会員のみなさんにとって刺激的な場所となるよう、メンバー一同、知恵と情熱を注ぎ込んでいきたいと思います。「NewsPicksアカデミア」がついに始動します。
我々幻冬舎と、ニューズピックスとが渾然一体となって、素晴らしいものにしていきます。
アカデミアは、本を入り口にして、最先端のテクノロジーを駆使した、全く新しい「学びの場」です。
「NewsPicksアカデミア」を立ち上げるにあたり、新たな書籍レーベル「NewsPicksBook」を創刊します。書店にも並びますが、アカデミア会員には直送します。
この本がいわゆる課題図書となり、アカデミアでの議論に繋がっていきます。
以下、「NewsPicksBook」のコンセプトです。
◆ニューズピックスブックでは、普遍と最先端を両立させたラインナップを揃えていく。
両者の融合は、ビジネスの世界において大事になる。
なぜなら、ビジネスの世界にいると、「新しいもの病」にかかってしまうからだ。
ついつい新しい言葉や概念にばかり飛びついてしまう人は数多い。
しかし、いかにテクノロジーが発展しようとも、ビジネスや生活を営んでいるのはあくまで人間だ。人間の本質は今も昔も変わらない。むしろ、貧乏、戦争、病気などの労苦があふれていた過去のほうが、人間の本質がむき出しになることが多かっただろう。
過去の知恵から学べることは今も無数にあるのだ。
そのため本シリーズでは「リーダーの教養」をコンセプトとし、リーダーたちが持つべき教養をパッケージ化する。
今後も毎月、時代を超えた普遍を有する知恵と、「今」という時代性のある知恵を提供していくつもりだ。
各分野の専門家による「教養」をテーマにした骨太のものから、堀江貴文を始めとする「今を生きる」起業家の仕事術まで、普遍と最先端を両翼でやっていく。
教養を積むために大事なのは、何よりも継続だ。毎回の本をバラバラにつくるのではなく、1年間、12冊そろったときには、体系的な知を得られるような構成にしたいと思っている◆
一冊目の『リーダーの教養』は初版をかなりの大部数で勝負します。
僕が無難な部数で希望を出したら、見城さんが「ビジネスってものが分かってないな。ドンとやんなきゃダメなんだよ!」と言われました。笑
気合いを入れて頑張りますので、みなさんよろしくお願いします!