今っぽさにこそ、「昔っぽさ」が必要だ
2017/3/28
1000個のアイデアを目指して
──佐藤さんの作品「本能寺ストーブ」は、火をつけると燃え上がる本能寺の中で織田信長が浮かび上がるストーブですが、この作品が人気になった経緯を教えてください。
お店に売られていない変なグッズのアイデアを1000個作ることを目標に、2008年に僕が始めたアイデアサイトで、いくつかの作品案を出していました。すると、その読者のどなたかが、ネットにこの作品を紹介してくれたところ、突然ブレークしたのです。
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人工的に触覚を提示する研究は、基本的には二種類あって、リアルな触感を再現するか、点字のように他の情報を触覚に置き換えるか、という辺りが主流です。ここにあるように、twitterの手触りを考える、というようなものは、あまりやられないですね。
大学という枠組みだと、論文としてどう客観評価出来るか?という制約があるので、なかなかこういうルートには進みにくいです。逆に言うと、アルプス電気さんの振動子のようなデバイスが普及してきたことで「学術的な観点から見た触覚研究」以外の展開が出来る素地が整ってきたのかなぁと、そんなことを感じました。
クリエイターを、既存の概念枠組みや常識の地平を脱構築する人物だとするならば、佐藤ねじ氏こそ、その名に相応しい。
テクノロジーやWeb表現なども手がける佐藤ねじ氏ですが、そのコンセプトの根幹には「昔っぽさ」があると言います。
それは、テクノロジーが示す「今っぽさ」の対極に位置しながらも、既存の「今っぽさ」にさらなる「新しさ」を付加するポイントでもあるとも。
なぜ、昔っぽさを尊重し、最先端の技術表現にそれを応用するのでしょうか。
真に創造的な仕事はいかにして生まれるか。
詳しくは、本稿をご覧ください。
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