「瞬発的に欲しい!と思わせるパワーでウェブはカタログに勝てない」ディノス・セシール石川さんに聞く
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一つ一つ深く同意します。すでに、別のチャネルや接点に強みがある場合、実はECとしてやることは、良い意味で限定されるます。ECとして、全てを担う必要がないわけです。やるべきことが限定される分、集中して改善もできる。
石川さんが今やられていることは、メーカーや実店舗メインの小売事業会社のEC・オムニチャネル部門の責任者と近いと思いました。
縦割り部門ごとの施策に横串を通して統一をしていく話なんかは、施策ではなく組織・部門間マネジメントの話。お客様にとってよりよい見せ方や売り方をするには、商品や組織を変える必要があるわけです。
一見地味だし、マーケティングっぽくない仕事ですが、ECやオムニチャネル、デジタル施策、マーケティングに関わる人は、これができなければ、今後は通用しないと私は思います。
記事の中で、特に下記の観点は重要だと思いました。それが強みを先鋭化させていくんですよね。
「Content is King」とは古くから言われていますが、ECだとキングがウェブの世界にはいなくて、実店舗も含めた、もっと五感に直接的に響くアナログなものにキングがいるんでしょう。そう考えた時に、カタログとテレビを持っている僕らが、それをウェブにリプレースしてしまったら、自分たちの競争力の源泉を削ることになる。逆に言えば、強大なECモールとの最大の差別化は、消費者にモノを「欲しい!」と思わせるコンテンツとチャネルを持っていることだと改めて気づいたんです。凄く納得します。
ユーザー視点で見た場合、ディノスからカタログが家に届く時、「あ、貰えた」って、それを邪魔には思わない。
そして、パラパラとめくってるうちに、へぇ、こんな商品あるんだって、認知から興味・関心に移ってしまう。
紙媒体のすごさ。
ネットでディスプレイ広告あっても、なんだよ、邪魔だよ!ってしか思わない。
間違ってクリックしたのが、広告会社のROIレポートでは、良いと言われる。
ネットでもSEOを意識してワードを多くとか言われますが、ユーザーに最も伝わるのは「視覚」。
履き違えたUXでなく、本物のUXを考えたいなくと思います。
答えがデジタルになければ、デジタルは捨てる、捨てるまで行かないけど、補完に回るという事で良いのかなと。ディノスの、まさに紙媒体に
掲載される商品の「写真」を
取られていらっしゃるお客様と
お付き合いした過去があります。
WEBだと素人のスマホ掲載でも、
売れる時代(ヤフオクを考えれば容易)
ですが、敢えてプロのカメラマンを
使う心意気、、、
こちらの「想い」が、そうさせて
いたのですね、、、
何も効率を優先させ、
既存文化を集約させる必要がないと、、、
意志を持っての紙媒体の継続。
非常に勉強になりました。
追記
川添さまの「King論」も
学びとなりました。
ありがとうございます。