仏大統領選テレビ討論会、最も説得力ある候補はマクロン氏=調査
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「テレビ討論会を受けて22%の人が大統領選でのマクロン氏の勝利を望むと回答。ルペン氏の20%、フィヨン氏の18%を上回った」とのこと。中道・無党派で元経済相のマクロン氏と反グローバルを掲げる国民戦線のルペン氏が5月7日の決選投票に臨めば60%強対40%弱でマクロン氏が勝つ、との予想が1カ月ほど前(2/21公表)の世論調査の時点で既に出ていましたから、マクロン氏の優位がテレビ討論会を経て更に高まったといったところでしょうか。ただ、投票数か月前の世論調査でほぼ同様の6:4であったクリントン氏とトランプ氏の支持が直前に拮抗した事例もありますので、何か風が吹けばどうなることやら。
「ポピュリズム」を極右・極左といった政治運動と捉えるならフランス国民がポピュリズムから距離を置きはじめた好ましい兆候ですが、独立系で議員経験のない若いマクロン氏が投資銀行出身で経済に強い個人イメージを活かして既存政治に挑む構図が評価されたなら、これもひとつのポピュリズムのなせる技かもしれません。多かれ少なかれ「ポピュリズム」の徴候を感じる選挙戦ではありますね・・・。
ルペン大統領誕生でユーロは対ドル10%下落する、なんていう予測もありましたから、ユーロの価値の維持という点では安心材料かもしれません。え? 通貨は安い方が良いはずだ、安心材料というのは変だろう、ですって? うーん、それはどうでしょう (・・?