東京五輪ゴルフ会場 女性制限撤廃を決定
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プレイの回数が少ないので先輩会員からはお叱りをいただきそうですが、20年来のメンバーです。
女性の正会員は、昭和58年ごろ2名在席しました。その時点でメンバーを男性に限るという規約はなかったとの事。規約が変わったのはメンバーの継承制度を廃止する規約改正が行われたときで、たんなる現状追認で男子としたようです。会員説明会でも、「男子」を削除に賛成の意見には、多数の拍手が集まりました。ですから、男性に限るという規則は霞が関CCの伝統とは言えないでしょう。
なお、クラブはオリンピックにむけたコースの整備を、自費で行っております。また会員権は売買できず入会金は退会しても戻ってきません。(世襲もできません)ですからオリンピック開催でメンバーとクラブが得られるのは「名誉」だけですが、これこそ霞のメンバーが価値を感じるものです。民間ですから、結社の自由があり、メンバーの構成員やルールは、原則自由に決められる。ただし、平等原理も適用され、合理的理由がない差別は認められません。
女性を正会員にさせない合理的理由があるかどうか、については、報道されているだけでは微妙な判断ですが、必ずしも違憲というわけではありません。閉鎖的なクラブがあっても、それはそれでその存在は認められる可能性もかなりあると思います(日本国籍保持者にかぎることは違憲という判例はありますが)。
ただし、世界的にも女性にも会員の権利を認めるよう変更するクラブは増えており、決して、好ましいことではないでしょう。五輪会場にするのなら、なおさら不適切です。
それなのに、そもそも、なぜ五輪会場候補を霞ヶ関CCにしたのか。その方が気になります。