『サイコパス(中野信子)』 読んでみました。
コメント
注目のコメント
冒頭に、本日の精神医学において世界標準とされるDSM5やICD10には「サイコパス」という診断名はなく、下記の「反社会性パーソナリティー障害」の診断基準に該当するとあります。
しかし、結局サイコパスの定義がぼんやりしたままサイコパスはこうである、みたいな論調がずっと続いたような印象を受けました。
ICD-10
他人の感情への冷淡な無関心。
社会的規範、規則、責務への著しい持続的な無責任と無視の態度。
人間関係を築くことに困難はないにもかかわらず、持続的な人間関係の維持困難。
フラストレーションに対する耐性が非常に低い。および暴力を含む攻撃性の発散に対する閾値が低い。
罪悪感を感じることができない、あるいは経験、特に刑罰から学ぶことができない。
他人を非難する傾向、あるいは社会と衝突を引き起こす行動をもっともらしく合理化したりする傾向が著しい。持続的な易刺激性も随伴症状として存在。
小児期および思春期に後遺障害が存在すれば、いつも存在するわけではないが、この診断をよりいっそう確実にする。
DSM-5
A. 他人の権利を無視し侵害する広範な様式で、15歳以上で起こっており、以下のうち3つ(またはそれ以上)によって示される。
法にかなった行動という点で社会的規範に適合しないこと。これは逮捕の原因になる行為を繰り返し行うことで示される。
虚偽性、これは繰り返し嘘をつくこと、偽名を使うこと、または自分の利益や快楽のために人をだますことによって示される。
衝動性、または将来の計画を立てられないこと。
いらだたしさおよび攻撃性、これは仕事を安定して続けられない、または経済的な義務を果たさない、ということを繰り返すことによって示される。
自分または他人の安全を考えない無謀さ。
一貫して無責任であること。これは仕事を安定して続けられない、または経済的な義務を果たさない、ということを繰り返すことによって示される。
良心の呵責の欠如、これは他人を傷つけたり、いじめたり、または他人のものを盗んだりしたことに無関心であったり、これを正当化したりすることによって示される。
B. その人は少なくとも18歳以上である。
C. 15歳以前に発症した素行症の証拠がある。
D. 反社会的な行為が起こるのは、統合失調症や双極性障害の経過中のみではない。記事も各人のコメントも勉強になりました。
人の行動心理が解明されていくと様々なことに活用出来ます。経済活動、生活習慣病、教育など…
また、病気に関しては患者自らが意識のコントロールによって細胞の変革を促し病を治すことが出来ると信じています。
現在、「細胞リセット法」を自身で体得し体系化したいと考えてます。簡単にいうと悪くなった細胞をリセットすることです。
仏教を根本に、科学と相反しないようにしたいですね。
現在、自分で試してるのは禁煙(4ヶ月目)。なんでもそうですが、一度快楽を知ったものを絶つのは困難です。だから一般的には様々な理由付けをして克服したりするんですが、上手くいかないと辛いだけでストレスを生み出してしまいます。
だから、そうではなく快楽を知らない状態にリセットしてしまう方法です。
だから、私の禁煙は辛くない。何故なら禁煙という意識を除外し戦わないからです。そんな戦いなんてそもそもないのです…
という理屈ですが、実際は辛いときがあるw
7割位は成功してると実感してます。
もっと詳しく理論的に説明できますが、まだまだ、人を納得させられるレベルではないかな。
なんか、ずいぶん脱線しましたが、こういう分野の研究は社会的に重要だと思います。