【三井物産】「拘束」に異議あり。8月に「合宿型・選考」を開始
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注目のコメント
とある商社勤めの方いわく、
「新卒でもメガディールに参加できるが、大きなビジネスは雑務も膨大。新卒で商社に入ると5-10年はこれを担う。やっかいなのは、5-10年後に社内や労働市場でライバルになるのは本物の修羅場を経験してきたツワモノ達で、その頃には新卒プラチナチケットの価値はなくなってる。会社としての商社は魅力的だけど、今ではファーストトラックとして商社の魅力は減ってきている。」
与えられた仕事をきちんとこなすことも確実に大事ですが、、何年も雑務をする価値があるかどうかは各自で判断するべきです。結局のところ、「募集段階での戦略」と「選抜段階での戦略」をしっかり考えた上でそれぞれをうまく連動させていかないと良い採用はできません。そういった意味では流石よく考えられてるなぁと感心することの多い三井物産の取組でした。
選抜手法をより良いものにするためには「妥当性(業績予想、十分な情報収集)」「信頼性(評価結果再現性、評価者間一貫性、出身大学などノイズとなる情報への対応)」「当事者の納得感(求職者、評価者の反応)」が担保される必要があります。選抜手法と業績予測力の妥当性検証においても面接系と比較してワークサンプル系は妥当性が高いという研究もあるようですので、合宿などはその人を見るにあたり大きな参考になるのではないでしょうか。
ただ「相手が心から思っていないことを言うと、それは嘘だなと分かります。学生が、自分で思っていないことや、偽った生きざまを語っても、すぐに分かります。」とありますが、これは過信です。
もしこれが本当であれば、三井物産さんはメンタルヘルス事例において演技性パーソナリティー障害だとか自己愛性パーソナリティー障害だとか巷では言われる社員への対応に苦慮したことはゼロだと胸を張って言い切れるでしょうか?(笑)2018年卒採用から合宿型の選考を開始する三井物産。今回NewsPicksは、そこでどういったことが行われるかを直撃しました。取材する中で見えてきた、合宿型選考導入の意図、狙いとはーー。
これから面接対策をしようとしている就活生はもちろん、既存の選考方式に問題意識を抱えている人事の方にも必見の内容です。
ぜひご覧ください。