【新・佐々木圭一】人生が変わる「伝え方」の極意
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売れるコピーライティングの原理原則に、「分離」と「非分離」という概念があります。「分離」をもたらす言葉づかい ー 例えば、この記事の「色校もっていって」というのは、自己都合なので、相手と分離している関係です。分離しているので、行動を誘発しません。
それを相手都合の言葉づかいにしていくと、ほんとミラクルがはじまります。
そのためには、「ありがとう、声をかけてくれて。なぜなら・・・」というように、相手が感謝の台詞をいってくれる未来を想定します。そこから逆算して「・・・」の部分を考えてみると、相手の深い部分とつながって「非分離」になるのですね。
言葉を変えると、相手と自分が深い内面でつながり、共創をはじめられる関係性が築けます。
なので、佐々木さんが教えてくれる「伝え方」とは単なるテクニックではなく、生き方、そして社会の変容を促す思想哲学といってもいいと思います。コンサルの仕事をしていても、「正しいことを言っているけど、あいつが言うことはなんか聞きたくないな」と思われては意味が無いので、伝え方は本当に大切だと日々実感します。結局、いかに相手を説得するかという仕事なんですよね。逆パターンで、言ってることの細かいファクトはたまに間違ってるんだけどなんか言うことを聞いてもらえるという人もいて、スタイルはいろいろだなぁと思います。
伝え方に入るのは対面のコミュニケーションもそうですし、スライドなどの資料もそうです。すべて相手を説得するためのコミュニケーションです。実行力を引き上げるのは伝え方なので、営業っぽくてヤダとか、中身がよければ良いじゃん、というのは甘え。
人間は感情の生き物で、決して全てがロジカルに動く訳ではないから、ビジネスは難しい、だからこそ相手に気持ちよく仕事をしてもらうための伝え方も実行力の1つだと捉えています。